三戸素子(ヴァイオリン)、小澤洋介(チェロ)/
ヴァイオリンとチェロのための
ラヴェル:ソナタ、コダーイ:二重奏曲 作品7
|
曲目
M.ラヴェル
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
第1楽章 アレグロ
第2楽章 非常に速く
第3楽章 レント
第4楽章 活気を持って速く
Z.コダーイ
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 作品7
第1楽章 アレグロ・セリオーソ、ノン・トロッポ
第2楽章 アダージョ
第3楽章 マエストーソ・エ・ラルガメンテ、マ・ノン・トロッポ・レント
― プレスト
H.パーセル
ガヴォット ー プロパー・チューン
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
第1楽章 アレグロ
第2楽章 非常に速く
第3楽章 レント
第4楽章 活気を持って速く
Z.コダーイ
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 作品7
第1楽章 アレグロ・セリオーソ、ノン・トロッポ
第2楽章 アダージョ
第3楽章 マエストーソ・エ・ラルガメンテ、マ・ノン・トロッポ・レント
― プレスト
H.パーセル
ガヴォット ー プロパー・チューン
演奏評
(…)近代的なラヴェルの傑作と土俗的なコダーイの大作をしっかり弾き分けながら、
抜群の安定感で両作のもつ魅力を表現する。
なにより、ともすると刺々しい演奏になりやすい両難曲が、
これほど誠実で安心できる音色で聴けるのは貴重で、曲のイメージも洗い直される。
(ぶらあぼ New Release Selection 2024年1月号)
(…)いかにも彼らならではの息の合った絡み合い、
バランスのとれたアンサンブルで持って、見事に熱演している。
それぞれの曲の新奇な響きの表出もいいし、美しく情感たっぷりの歌心、
そして特にコダーイ終楽章での熱気に満ちた迫力など、
この2つの楽器の重なりと、曲そのものの面白さを表して
申し分ないアルバムとなっている。
(音楽現代 音現新譜評「推薦」 2024年2月号)
抜群の安定感で両作のもつ魅力を表現する。
なにより、ともすると刺々しい演奏になりやすい両難曲が、
これほど誠実で安心できる音色で聴けるのは貴重で、曲のイメージも洗い直される。
(ぶらあぼ New Release Selection 2024年1月号)
(…)いかにも彼らならではの息の合った絡み合い、
バランスのとれたアンサンブルで持って、見事に熱演している。
それぞれの曲の新奇な響きの表出もいいし、美しく情感たっぷりの歌心、
そして特にコダーイ終楽章での熱気に満ちた迫力など、
この2つの楽器の重なりと、曲そのものの面白さを表して
申し分ないアルバムとなっている。
(音楽現代 音現新譜評「推薦」 2024年2月号)
演奏者プロフィール
三戸素子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学卒業後、渡欧。スイス・ヴィンタートゥール音楽院を経てザルツブル ク・モーツァルテウム音楽大学卒業。在学中に「ザルツブルク国際モーツァルト週間」で ソリストとしてデビュー以来、ヨーロッパ全域の音楽祭や音楽協会主催のリサイタル等で 演奏。国内外のオーケストラとの共演多数。ハンマーフリューゲルとのモーツァルトのソ ナタ全曲、ブラームス及びベートーヴェンのソナタ全曲、ブダペストにてバルトーク作品 集、「バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ」等に取り組んできた。室内楽では「ザルツブ ルク弦楽四重奏団」「サンクト・フローリアン三重奏団」でNYカーネギーホールをはじ めヨーロッパ、北米、アフリカ諸国で演奏。国内では「クライネス・コンツェルトハウ ス」主宰、コンサートシリーズを展開。また同管弦楽団コンサートマスター。NHK-FM等 世界各国の放送に出演。毎日新聞主催全日本学生コンクール審査員など、後進の指導にも あたっている。2021年「バッハ:無伴奏ソナタ第3番&パルティータ第2番」のCD (『レコード芸術』準特選盤)をリリース。
小澤洋介(チェロ)
トロント大学を経てオーストリア国立ザルツブルグ・モーツアルテウム音楽大学卒業。 ザルツブルグ室内オーケストラの首席チェリストを務めるかたわら、ソリスト及び室内楽 奏者としてアムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会等、ヨーロッパ各地で 演奏。依頼ソリストとしてオーケストラとの共演や指揮、チェロ一本の独奏による「小澤 洋介の世界」、またバンフ国際音楽祭招聘アーティスト、NYカーネギーホール演奏会、 スイスヴィンタートゥール音楽協会のコンサート等に出演。ベートーヴェン「チェロ・ソ ナタ全曲演奏会」をロンドンと東京で行なうなど多彩に国際的に活躍。国内では「クライ ネス・コンツェルトハウス」を主宰し、コンサートシリーズを展開、また同管弦楽団を率 いている。「音楽の友コンサート・ベストテン」に複数回選出。『レコード芸術』準特選 盤となった「コダーイ:無伴奏ソナタ&レーガー:無伴奏組曲第3番」CDが発売中。自ら 解説と演奏を行なうYouTubeも好評配信中。
桐朋学園大学卒業後、渡欧。スイス・ヴィンタートゥール音楽院を経てザルツブル ク・モーツァルテウム音楽大学卒業。在学中に「ザルツブルク国際モーツァルト週間」で ソリストとしてデビュー以来、ヨーロッパ全域の音楽祭や音楽協会主催のリサイタル等で 演奏。国内外のオーケストラとの共演多数。ハンマーフリューゲルとのモーツァルトのソ ナタ全曲、ブラームス及びベートーヴェンのソナタ全曲、ブダペストにてバルトーク作品 集、「バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ」等に取り組んできた。室内楽では「ザルツブ ルク弦楽四重奏団」「サンクト・フローリアン三重奏団」でNYカーネギーホールをはじ めヨーロッパ、北米、アフリカ諸国で演奏。国内では「クライネス・コンツェルトハウ ス」主宰、コンサートシリーズを展開。また同管弦楽団コンサートマスター。NHK-FM等 世界各国の放送に出演。毎日新聞主催全日本学生コンクール審査員など、後進の指導にも あたっている。2021年「バッハ:無伴奏ソナタ第3番&パルティータ第2番」のCD (『レコード芸術』準特選盤)をリリース。
小澤洋介(チェロ)
トロント大学を経てオーストリア国立ザルツブルグ・モーツアルテウム音楽大学卒業。 ザルツブルグ室内オーケストラの首席チェリストを務めるかたわら、ソリスト及び室内楽 奏者としてアムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会等、ヨーロッパ各地で 演奏。依頼ソリストとしてオーケストラとの共演や指揮、チェロ一本の独奏による「小澤 洋介の世界」、またバンフ国際音楽祭招聘アーティスト、NYカーネギーホール演奏会、 スイスヴィンタートゥール音楽協会のコンサート等に出演。ベートーヴェン「チェロ・ソ ナタ全曲演奏会」をロンドンと東京で行なうなど多彩に国際的に活躍。国内では「クライ ネス・コンツェルトハウス」を主宰し、コンサートシリーズを展開、また同管弦楽団を率 いている。「音楽の友コンサート・ベストテン」に複数回選出。『レコード芸術』準特選 盤となった「コダーイ:無伴奏ソナタ&レーガー:無伴奏組曲第3番」CDが発売中。自ら 解説と演奏を行なうYouTubeも好評配信中。
ひとこと
ハジけるヴァイオリン、煽るチェロ。これがデュオだ!
渡辺和彦(音楽評論家)
精密機器を思わせるラヴェル、土の香り漂うコダーイ…。
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲、そのジャンルにおける最高峰の難曲2曲に
三戸素子と小澤洋介が大胆に切り込む!
渡辺和彦(音楽評論家)
精密機器を思わせるラヴェル、土の香り漂うコダーイ…。
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲、そのジャンルにおける最高峰の難曲2曲に
三戸素子と小澤洋介が大胆に切り込む!