グリーグ:オーゼの死(タレガ編曲)
曲目
E.H.グリーグ:オーゼの死(『ペール・ギュント』第1組曲より)
(F.タレガ編曲)
(F.タレガ編曲)
解説
〈アランブラの想い出〉の作曲者として有名なフランシスコ・タレガ(Francisco Tarrega 1852 - 1909)は数々の作曲作品を残したが、また数多くの編曲も行なった。アルベニスやバッハの編曲は有名だが、あまり知られていない編曲作品も多い。ここではそうしたタレガの編曲作品を紹介していきたい。そこにはギターという楽器の表現力を追求するとともに、ピアノ等にも伍する楽器としての地位を高めたいというタレガの想いが見て取れるだろう。
グリーグの《ペール・ギュント》第1組曲から〈オーゼの死〉をタレガがギター用に編曲したもの。別項の〈アニトラの踊り〉と同様、タレガの編曲作品としてはかなり珍しい部類だろう。重厚な和音をギターでどのように表現するか、タレガの運指法をよく観察してほしい。なお、一部の音にグリーグの原曲との差異があったので楽譜中に注釈を加えた。
楽譜はベルベン社の「タレガ・ギター作品集第4巻(編曲作品集)」(E.1534B.)を元に、表記上の問題点などは適宜修正を施し、セーハ記号等は現代的な表記に改めた。使用者の便宜のため、「タブ譜無し」「タブ譜付き」それぞれを用意した。好みに合わせて使用していただきたい。
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グリーグの《ペール・ギュント》第1組曲から〈オーゼの死〉をタレガがギター用に編曲したもの。別項の〈アニトラの踊り〉と同様、タレガの編曲作品としてはかなり珍しい部類だろう。重厚な和音をギターでどのように表現するか、タレガの運指法をよく観察してほしい。なお、一部の音にグリーグの原曲との差異があったので楽譜中に注釈を加えた。
楽譜はベルベン社の「タレガ・ギター作品集第4巻(編曲作品集)」(E.1534B.)を元に、表記上の問題点などは適宜修正を施し、セーハ記号等は現代的な表記に改めた。使用者の便宜のため、「タブ譜無し」「タブ譜付き」それぞれを用意した。好みに合わせて使用していただきたい。
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